4月2日に堀川 道晴医師が着任しました。
婦人科外来と婦人科手術を担当します。
傷が少なく体に負担の少ない腹腔鏡による手術を経験豊富な堀川医師が幅広く手がけていきます。
このたび4月より、ウイメンズクリニック大泉学園ときよせの森総合病院に勤務することとなりました堀川道晴と申します。私は平成4年に、旭山動物園で有名になった北海道の旭川市に有る旭川医科大学産婦人科学教室に、不妊治療を希望して入局いたしました。米国ユタ大学も含めたこれまで約20年の経験から、生殖医療指導医も取得しました。これからは、根岸院長とともに、クリニックでは不妊治療に専念し、これまで培った経験を患者さんのために発揮していきたいと思っています。
また、きよせの森総合病院では婦人科を担当し、子宮筋腫や子宮内膜症などの良性疾患に対して、腹腔鏡手術や子宮鏡手術など、身体に負担の少ない(低侵襲)治療を心掛けていきたいと考えております。
特に症例にもよりますが、単孔式腹腔鏡という手術法が適応できれば、臍部の1つだけの穴から手術をすることにより、ほとんど傷が隠れてしまうことも可能です。当時は腹腔鏡は腹腔内を覗くだけの診断学的腹腔鏡のみでした。子宮鏡は泌尿器科の先生の立ち合いで行っていたような状態でした。時代は変わり現在では、腹腔鏡下に子宮筋腫や卵巣腫瘍、子宮全摘術も行えるようになりました。私は大学で経験を積み、産婦人科内視鏡学会の技術認定医の資格も取得しました。
身体に負担の少ない低侵襲手術は、患者さんのコスメティックな問題だけではなく、腹腔内の癒着を少なくすること、またそれによる妊孕性(妊娠する力)の維持などが期待できます。開腹手術に対するアドバンテージも順天堂大学の故武内裕之先生を筆頭に報告されてきております。
腹腔鏡手術、特により傷が目立たなくなることを希望されている患者様は、どうぞご相談ください。私を始め、経験豊富な医師団により、これまで以上に腹腔鏡手術を含めた婦人科手術を充実させていきます。